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『オリバー・ツイスト』(Oliver Twist )は、チャールズ・ディケンズの長編小説をもとに
『戦場のピアニスト』で知られるロマン・ポランスキー監督が映画化したもの。

アメリカでは『クリスマス・キャロル』に次いで多く脚本化された作品らしいです。

ストーリーは、19世紀ロンドンで
孤児のオリバー・ツイストに容赦なく直面する不幸の連続を描いたもの。
救いは彼自身の純真な魂だけ・・・という、
「小公女セーラ」や「おしん」を彷彿とさせる作品。

19世紀舞台セットが完璧すぎて、ディズニー映画の錯覚をおこす。
最初はコメディかと思うくらい、仰々しい衣装やセリフ!!

オリバーが孤児院を追い出され、引き取り先の葬儀屋を逃げ出し、
800kmもの道のりを歩いてロンドンにたどりつくところから、
ようやく人間味のある物語が始まる。
天使のような性格のオリバーが“スリ集団”に入ってしまう。

孤児の扱いや、子供たちのスリ集団とそれを束ねる大人・・・
当時は本当に存在したんだろうな。

こういう、“当時を生きる人物にスポット”をあてている映画の楽しみのひとつが、
実際に行われていた風習や制度といった社会的背景です。
調べてみたら下記のとおり。

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テーマとしては、イギリスの新救貧法に対する批判が描かれている。
1834年に改正された救貧法は下層階級の反発を招き、
作品中のマン夫人やバンブルなどは、下層階級を酷使する中層階級の
典型的な例である。
しかしディケンズが本質的に批判したのは、制度に従う人物ではなく、
その背後にある制度そのものであった。ディケンズの特色として善と悪の
区別がはっきりしていることが挙げられるが、この小説では善はオリバー、
つまり下層階級の人々で、悪は社会制度と、それを認めている社会風潮
であった。この小説の中で、オリバーが「もう少し下さい」と粥のお代わりを
請う場面が最も有名で、かつ象徴的でもある。

狡猾な盗品売買屋である悪党フェイギンの描かれ方が『ヴェニスの商人』の
シャイロックのように偏見に満ちたユダヤ人像で差別的であると批判されてきた。
これを受けて、原作では純然とした悪党であるフェイギンが、映像化作品では
時代が進むと共に「善良さを併せ持った悪党」に変化していることが多い。
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歴史を詳しく知っているともっと面白いんだと思う。

社会系映画は好きなので、けっこう楽しめた。
オリバー役の子の表現力は凄い!
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